終盤好調でプレミア6位フィニッシュも…監督交代検討のチェルシーは2名の指揮官をリストアップか
チェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノ監督と袂を分かった場合に備え、2人の指揮官をリストアップしているようだ。 今シーズン、新たに就任したポチェッティーノ監督の下で開幕から苦戦が続いていたチェルシー。それでも、多くのケガ人が少しずつ復帰してきた終盤に復調するとプレミアリーグを5連勝で締めくくり、最終的には6位フィニッシュとなった。 昨シーズン12位、昨夏に大量の選手を入れ替え、シーズンを通して多くの負傷者を抱えていたことを考えれば、上々の成績かに思えるが、イギリス『イブニング・スタンダード』によるとそれでもポチェッティーノ監督の去就は不透明になっているようだ。 チェルシー上層部は、今シーズンの成績について完全に満足はせず。また、ポチェッティーノ監督が編成についてより大きな発言力を求めていることもあり、今後予定される会談次第で解任となる可能性もあるようだ。 チェルシーはポチェッティーノ監督を解任した場合に備え、現在2人の後任候補をリストアップ。スポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)と、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(38)が有力な候補になっているようだ。 アモリム監督は2020年3月、スポルティングの指揮官に就任。就任3年目の今シーズンはライバルを寄せ付けず、見事にプリメイラ・リーガで3シーズンぶりの優勝を達成した。当然、リバプールやバルセロナなどのビッグクラブが関心を示していたが、スポルティングの会長は残留を明言している。 マッケンナ監督は、 2021年12月にイプスウィッチの指揮官に就任。昨シーズンにリーグ1(イングランド3部)からチャンピオンシップ(2部)への昇格を決めると、続く今シーズンはクラブを22年ぶりのプレミアリーグ昇格へと導くなど、優れた手腕を発揮していた。 チェルシーはチーム全体を成長させられる若手指揮官を好むともされているが、まずはポチェッティーノ監督の去就を決める必要があり、近日中の決断が注目される。
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